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長崎から平和を考える

  • 執筆者の写真: 山口かおる
    山口かおる
  • 2022年11月2日
  • 読了時間: 1分

出張で長崎に行ってきました。仕事の合間に、時間を作って長崎原爆資料館を訪れました。



原爆資料館に来たのは、高校生以来です。都立九段高校に通っていた際に、千代田区の平和使節団の一員として派遣され、原爆資料館を訪問し、被爆者の方のお話を伺ったことをよく覚えています。


高校生の頃は、なぜこんなひどいことができたのだろうか、と過去のこととして考えていました。それが今は、ウクライナ情勢で核兵器の使用のおそれまで言われ始めています。

なぜ平和な社会を作ることができないのか、長崎や広島で起きたことをもっと知ってほしいと痛感します。




そして、11月1日、核兵器廃絶決議案が国連で採択されました。

しかし、日本は核兵器禁止条約には不参加です。核保有国が参加していないことを理由としており、また安全保障の観点から核の傘から抜けられないことを考慮していると考えられます。


長崎に来て被爆者の方の声、実際の被害の深刻な影響を見てしまうと、そのような議論を続けるのは唯一の戦争被爆国という立場から逃げているかのように思えます。

戦後77年、語り継ぐだけではなく次の戦争を起こさず、平和を保つための努力を東京・新宿からも考えていきたいと思います。



 
 
 

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